「グルテンフリー」や「グルテンフリーダイエット」という言葉を目にする機会が多くあります。
「グルテン」というのは、ラーメン・うどん、パン、パスタなどを作るうえで重要な材料の一つ「小麦」に含まれる粘性の物質となります。
つまり、「グルテンフリー」の生活をするということは、主食であるパンやうどんといった食べ物を口にしないことなります。
想像しただけでかなり厳しい生活な気がしますが、それもそのはずです。
そもそもは、小麦アレルギー(グルテンアレルギー)の方向けの食事方法として考案されたもののようです。
では、「グルテンフリー」な食生活を取り入れた場合のメリットとデメリットについて、調べてたものをご紹介いたします。
グルテンフリーを取り入れるメリット
メリットについて調べましたが、はっきりとここが良い!という科学的なメリットは見つかりませんでした。
体調が良くなったや、お肌が良くなったなどといった記事も見かけましたが、どれも体験談に過ぎないという風に取れました。
ただ、色々と調べていて感じたのは、小麦を使ったものは、高カロリーでなくともたくさん食べれてしまうものが多いのではないかということ。
ラーメンはカロリーが高い場合が多いですし、パンやクッキーも1個では大したカロリーではないですが、たくさん食べればそれなりに高カロリーになりえるものです。
また、小麦を使った料理に合う付け合わせも、カロリーが高いものが多いと思います。
パンであれば、ジャムやチョコ、マヨネーズを塗ったりしますし、場合によってはパスタもあわせて食べたりしますよね。
ラーメンもチャーシューやこってり系なら脂が入っていますし、チャーハンや白米を食べたりしますよね。
考えてみると、小麦を抜くことで、自然と洋食→和食に切り替わるのではないかと思います。
和食は、元々日本人の食に合っているものですので、バランスもよく食べれば体調もよくなりそうな気がしませんか?
ただ、和食でよく使う醤油にも小麦が原料として使われています。
そのため、あまり厳しく線引しすぎるとかえってストレスの原因となってしまうため、デキそうな範囲でチャレンジしてみるのが良いと思います。
グルテンフリーを取り入れるデメリット
メリット部分でもあげた通り、グルテンが含まれている「小麦」は色々な料理に使用されていますが、栄養素としては「食物繊維」「ビタミンB」「ミネラル」などが含まれています。
グルテンフリーを取り入れることで、栄養バランスが偏り便通が悪くなったりして悪循環を招く可能性があります。
足りない栄養素を補うための食材を考えたりする手間も発生します。
また、グルテンを制限することで様々なストレスがかかることが予想されます。
まず、食べるもの作るものが限定されることでのストレス。
グルテンフリーを扱っている店が圧倒的に少ないので、外食がしづらくなるストレス。
本来小麦が入っているものを、べつのものに置き換えて食べるストレスなどなど、あげだしたらきりがありません。
まとめ
グルテンフリーは、小麦に含まれている「グルテン」を摂取しないこと。
明確に健康的になれるという確証は得られなかったが、体験談などでは健康的になったという記事もあった。
食べ過ぎの抑止力にはなりそうだが、食材や料理が限定されるストレスがかかるかもしれないため、無理のない範囲で生活に取り入れるのが良いと思います。